収容(1項)

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収容(1項)

収容人員(1項)

計算方法
●以下太字部分を全て合算する。
従業員数・・・①
 ∟階の従業員数を算定する場合は以下のとおり
 ∟従業員が常時従事する場所の執務用の机・いす等の数。
 ∟2以上の階で勤務する者は、それぞれの階で算入。
 ∟②上記以外の従業員スペース(食堂、休憩所、会議室等(廊下、階段、便所は除く))は、床面積÷3㎡(小数点切捨)
  ※階の従業員算定で全従業員数を超えた場合は、全従業員数とする。
固定いす数(客用)・・・③
長いす(客用)・・・④
 ∟長さ÷0.4m(小数点切捨)
立見席(客用)・・・⑤
 ∟床面積÷0.2㎡(小数点切捨)
その他の部分(客用)・・・⑥
 ∟床面積÷0.5㎡(小数点切捨)

①②従業員
●階の従業員の合計数と全体の従業員の数は異なる場合があるので注意。
●従業員が常時従事する場所は、執務用の机・いす等の数より算定し、それ以外の従業員スペースは、食堂、休憩所、会議室及びこれらに類する用に供する部分をいい、当該部分を3㎡で除して得た数の従業者があるものとして算定する。ただし、その数が全従業者の数よりも大きい場合は、全従業者数とする。
●廊下、階段及び便所は、原則として収容人員算定の床面積に含めない。

③固定いす
●ソファー等、いす席相互を連結したもの。常時同一場所において、固定的に使用し、かつ、移動が容易に行えないもの。

④長いす
●正面の幅÷0.4m(小数点切捨)
 ※正面の幅を長いすごとに除算し、そのつど端数を切り捨て、算定する。

⑤立見席
●正面積÷0.2㎡(小数点切捨)
 ※立見席が区画されていない場合のいす席の縦(横)通路の延長部分、非常口扉部分は、立見席の収容人員は原則、算定しないでも良い。

⑥その他の部分
●床面積÷0.5㎡(小数点切捨)
●その他の部分は、移動式のいすを設ける部分や、寄席の和風さじき、ます席などの客用の部分をいう。固定椅子がない集会室や会議室等は、部屋の面積により計算する。
●地域の小規模な集会場で利用者がその地域の住民に限定されるものにあっては、上記により算定した数が同時に利用する地域の住民の数を超える場合は,当該住民のうち同時に利用する最大の数を収容人員とすること。
 ※床面積とは、壁その他の区画中心線で囲まれた部分の水平投影面積で、床面積を0.5㎡で除す場合は、部屋単位で端数を切り捨てる。