無窓階
無窓階
●各階別(1階~10階)に「普通階」「無窓階」の判別を行います。
●比較的床面積の大きい階が「無窓階」になると屋内消火栓やスプリンクラー、排煙設備などの設備が強化されます。
●PHは、チェック不要です。
●1階~10階の「普通階」「無窓階」「算定可能な開口部」の解説は以下を参考にして下さい。
普通階とは
算定可能な開口部(条件1~5)の面積の合計
∨
床面積の1/30
無窓階とは
算定可能な開口部(条件1~5)の面積の合計
∧
床面積の1/30
条件1 床面積1/30以上の開口部
●直径50cmの円が内接できるものが算定対象となります。これらを合算したものが床面積の1/30以上必要で、他の条件2~5を満たした場合、普通階になります。
条件2 大型開口部を2ヶ所設置
●条件1の開口部のうち、2ヶ所を大型開口部とします。2ヶ所設けられない階は、1/30以上の開口部があったとしても無窓階になります。
条件3 開口部の床面からの高さ
●条件1の開口部は全て、開口部(下端)の位置が、床面から1.2m以内でなければなりません。上部に設置してある排煙窓などは算定不可。
●踏み台の使用も可能。(昭和50年6月16日消防安第65号)
条件4 開口部の構造
条件5 開口部が面する敷地の条件